こんにちは!「はならぁと」開催までもう間もなくですね!
11/7〜(金)から、始まりますよ〜!!

今回のブログは、「はならぁと “こあ”」奈良きたまちエリアの
作家さん&キュレーターさんへのインタビューをお届けします!
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<“こあ”奈良きたまちエリア>
◆衣川 泰典さん (キュレーター&展示作家)
◆岩名 泰岳さん (展示作家)
◆松井 沙都子さん (展示作家)

◆「はならぁと」奈良きたまちエリア紹介ページ:
http://hanarart.jp/2014/core_kitamachi.html
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みなさん、アートというと「難しいな」と感じたり、少しとっつきにくい印象を
持たれている方も少なからずいるんじゃないでしょうか?

はたして「アートの見方や、楽しみ方とは?」
一体、どんなものなんでしょう?

インタビュー当日は、実際の展示会場である「工場跡」を、
「スタッフも集まってみんなで清掃作業をしよう!」という一日でした。
3人の作家さんたちも正装ならぬ“清掃”姿で写真を撮影。

作家3人きたまち
左→右 松井沙都子さん、岩名泰岳さん、衣川泰典さん。


−−「はならぁと」の目的として、奈良の地域とのつながりの中で芸術祭を
作っていこうという意識があるのですが、
今回「はならぁと」に参加するにあたって、「奈良という土地」に対しては
何か感じるものはありますか?


衣川さん(以下、敬称略):そうですね。
奈良というところは、歴史のある土地なので、
それが作品に影響を与えるということはあると思います。

アート作品というものはそもそも、
それ単体だけでなりたっているわけではないんです。
その作品が展示される場所や、展示の仕方、あるいは、
作品を鑑賞する人自身や、その作品の背景(成り立ち)というものも
作品に影響を与えたり、評価を変えたりしますね。

工場跡全景
◆会場の「工場跡」


岩名:アート(芸術)というものは、観る人がいて、成立するものだと思います。
それに、作家の持っている答えが必ずしも正解というわけでもないんです。

−−そうなんですね!
作家さんの方から「この作品はこういう風に観てほしいんだ!」みたいな
気持ちはないですか?
「間違った観られ方をして残念だ」と思ったり。


岩名:作品を制作する過程で、ある程度、作家の側からコントロールすることはあります。
ある程度の方向性を提示するということです。
だけど、アート作品というものは、それが全てではないんです。

衣川:アート作品を鑑賞するときの“コツ”として、私がオススメしたいのは、
「ゆっくりと時間をかけて鑑賞する」ということです。

作品と対峙して、ゆっくり時間をかけ、作品と対話するためのヒントを探します。
「これが何を意味しているのか」
「作家は何を思ってこれをつくったのか」
というようなことなどを自由に想像する。
ここで想像したことに正解はありませんが、
ゆっくりと時間をかけて自分だけの答えを見つけることが
アートの楽しみ方の一つだとは言えるのではないでしょうか。


◆「工場跡」内観


松井:作品とゆっくり向き合って、自分の感覚で作品と対話していくと
だんだんと心が穏やかになっていくのを感じます。
作品から影響を受けながら、物思いにふけるような心が休まる時間が好きです。

ーーアート作品は、観客が自由に評価していいものなんですね。

衣川:先ほど、正解はないと言いましたが、
私自身も、時には他の方の作品を観たときに、その作品の意図が
わからないときもあります。
ただ、「アート作品を何度も観る」という経験を重ねると、
だんだんと自分なりの見方がわかってきたりするんです。

それは「アート作品に触れるという経験」を繰り返し、積み重ねて
自然と身に付く感覚かもしれません。
その中でもやはり全部を理解できるとは限りません。


◆「工場跡」は、以前は乳酸菌飲料の製造工場だった。


衣川:(出展作家の)岩名さんは、自分の住む村で、アートに縁のない人たちにも、
わからないなりに自分の作品を見せたりするそうです。

岩名:いろんな感想がありますが、わからないという人も多いです。

衣川:その「わからなさを楽しむ」というのも、またアートなんだと思いますよ。

−−おお、なるほど。
「わからなさを楽しむ」という視点は、気付かなかったですね。
私たちは、多くの場合、「わからないこと」は良くないことだと思っていますが。


衣川:世の中には、「言葉で置き換えられないもの」(説明できないもの)が
たくさんあって、アート作家というものは、
そういった「言葉に置き換えられないもの」があるからこそ、
作品をつくっているのではないかと思います。
ですので、アートの現場に足を運ばないとわからない感覚(説明できない感覚)
というものは、どうしてもあります。

−−「はならぁと」がそれを体験するキッカケになってもらえると嬉しいですね!
いわゆるアートギャラリーなどに足を踏み入れるのは勇気がいることですが(笑)、
「はならぁと」に来て頂くと、奈良の町を歩きながら、気軽にアート作品に
触れる体験ができそうですね。





−−作品をつくっている間は楽しいですか?

岩名:うーん、楽しいというと、単純にそうとも言えないかもしれないです。
もちろん好きでやっているんだけど。

衣川:マラソンみたいなものですかね?

岩名:そうですね。
スポーツ選手なんかに例えるとわかりやすいかもしれないですね。
アート作品もトレーニングしないといいものがつくれないんです。

たとえば僕らは、1ヶ月とか、1週間とか、決められた展示会の開催期間に
向けてとか、制作活動をするんですが、作家にとっての制作が、
スポーツ選手でいうとトレーニング期間なのかもしれないです。
作品づくりには、体力もいるし、精神力も必要です。
ですので、作品が完成したときには、爽快な気分になりますし、
充実感もありますね。

松井:完成までの工程が、まだ自分の中でも見えていない最初のころ、
選択肢が多すぎる時期はしんどいですね。
制作が進んで、方向性が定まり出すと、ペースが上がって楽になっていきます。
やはり、できあがったときの充実感というものはあります。

食事風景
◆清掃作業の合間。「工場跡」事務室にて昼食の風景。


衣川:今回、三者三様の展示作家たちも、お互いに影響を与え合いながら、
全体としてコラボレーションした空間になると思いますので、
そこも楽しんでつくっています。

−−「はならぁと」は今年で4年目なのですが、衣川さんと岩名さんは
1年目に展示作家として参加されていたんですよね?


衣川:「はならぁと」が開催された1年目には、奈良で現代アートをやる場所が
なかったので、とても新鮮な感じがあったのを覚えています。
今は全国でもアートイベントは多くなっています。
その中で、「はならぁと」がどういったものを提示できるかということですが、
今年4年目の「はならぁと」は、年々地域との関わりが出来てきていると感じています。

工場跡近く
◆近鉄奈良駅から「工場跡」へ向かう途中の風景。


衣川:今回、HANARART実行委員会・山中さんからお誘いを受けて、
奈良きたまちエリアのキュレーターになりましたが、地域との交流の持ち方というのは
意識しながら準備をしています。

「在り処をみる」という今回の展示タイトルがありますが、そこに在り続けるからこそ
見えるものがあると思います。
その場所と共鳴することで生まれるものを、今年のはならぁとでも感じてほしい
と思います。

−−お話しを聞いて、本番の展示会場を体験するのがとても楽しみになってきました。
今日はありがとうございました。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

<インタビューを終えて>

「わからなさを楽しむ」というのは、なかなか新鮮な感覚でした。
「わからない」ということは、実は楽しいことだったんですね。
ゆっくりと時間かけて作品と対峙して、それぞれ作品からヒントを
探していきたいですね。

「正解はないから好きに観賞しましょう!」と言ってもらえて、
気持ちが楽になりました(笑)
あと、衣川さんが、「初めてのアート作品に触れるとき」のことを、
「出会いの瞬間」と表現されていたのが大変印象的でした。

ぜひみなさんも、実際の展示会場に足を運んで、作品や会場が、
みなさん自身の「在り処」と共鳴する瞬間を見つけてほしいと思います。
(M)

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<きたまちエリア・関連イベント>

「アーティストトーク@工場跡」
開催日時:11/8(土)15:00 - 16:30/参加無料/予約不要
出演:衣川 泰典、岩名 泰岳、松井 沙都子(以上、出展作家)、
山中 俊広(はならぁと アートディレクター)


<出展作家プロフィール>

衣川 泰典(きぬかわ やすのり) b.1978
1978年京都生まれ。京都精華大学大学院芸術研究科造形専攻修了。
主な個展に、「スクラップブックのような絵画」AIR南山城村(京都、2013)、「僕達の記憶 スクラップブックのような」LIXILギャラリー GALLERY2(東京、2012)、「束の間の私達」neutron tokyo(東京、2010)、「みえないものにふれてみる」neutron kyoto(京都、2010)。
主なグループ展に、「KAMIKOANIプロジェクト秋田」旧沖田面小学校(秋田、2014、2013)、「溶ける魚-つづきの現実」京都精華大学ギャラリーフロール、Gallery PARC(京都、2013)、「第14回岡本太郎現代芸術賞展」川崎市岡本太郎美術館(神奈川、2011)、「奈良・町家の芸術祭 HANARART」今井エリア出合町家(奈良、2011)、「ふれて/みる」中京大学Cスクエア(愛知、2010)。

岩名 泰岳(いわな やすたけ) b.1987
三重県生まれ。成安造形大学造形学部卒業。ドイツ国立デュッセルドルフ芸術大学に学ぶ。島ヶ原村民芸術「蜜の木」代表。
主な展覧会に、「蜜ノ木-祭の後の異人たち-」旧アトリエ河口(三重、2014)、「KISS THE HEART#2」伊勢丹新宿(東京、2013)、「私の場所 私たちの風景」MA2ギャラリー(東京、2012)、「Back from Japan」HPZ財団(デュッセルドルフ、2012)、「アートアワードトーキョー2010」行幸地下ギャラリー(東京、2011)。

松井 沙都子(まつい さとこ) b.1981
大阪府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了。
主な展覧会に、「TWS-Emerging 206 /Blind Place」トーキョーワンダーサイト本郷(東京、2013)、「悦ばしき知覚」ギャラリー16(京都、2013)、「KYOTO STUDIO」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(京都、2013)、「This is dummy」neutron tokyo(東京、2012)、「2kw変電所計画」2kw gallery(大阪、2011)、「オープンスタジオ uzumasa」ウズイチスタジオ、ウズマキスタジオ、ライトスタジオ(京都、2010)

こんばんは!

以前お知らせしました「はならぁとサポーター事前説明会」がいよいよ、開催間近に迫ってきました!



第1回目は10/31(金)、第2回目は11/1(土)です!!!

「はならぁとサポーター」に登録してみようかな…とまだ迷われている方も、ぜひぜひご参加ください。
お話を聞いていただくと、参加したいという気持ちが高まること間違いなしです!!

「はならぁと」は、見に来ていただくだけでなくて、関わっていただいたほうがもっと楽しめます!


実際に昨年ボランティアを経験して、わたしはそう実感しました。
作家さんや地域の方々に親切にしていただく機会がたくさんあって、本当にあたたかい気持ちにさせていただけました。

本当に素敵な経験になること間違いなしです!

そんな「はならぁとサポーター」の事前説明会。
ぜひぜひご参加ください!

そして「はならぁとサポーター」にご登録ください!

詳細は公式HPへ → http://hanarart.jp/2014/supporter.html


たくさんのご参加&ご登録、お待ちしております!!!(S)

先日、大和郡山エリアでも、清掃作業が行われました。
大和郡山エリアは、2011年の第1回から連続してはならぁとを開催している地域です。
近鉄郡山駅からも、JR郡山駅からも近くてアクセスしやすいですね!
 

 
大和郡山エリアの見どころのひとつ、金魚電話。
気持ちよさそうに金魚が泳いでますね!
はならぁと開催期間とは関係なく、金魚電話は見れますので、
皆さまぜひ一度実際にご覧になってみてください。


さてさて、この日はふたつの会場のお掃除が行われました。
まずは「こあ」会場のひとつ、南大工町の家です。

生活感がほのかに残る建物です!
キュレーターの森山さん、作家の今村さん、丁寧にお掃除をされています。
どのような作品を展示されるのでしょうか。
お掃除をしながら考えられているのでしょうか。
とても期待が膨らみます!


 
続きまして「ぷらす」会場のひとつ、旧星野美容室です。
時間が止まったような空間です!
よく見てみると入口付近の照明がシャンデリア風だったり、
お化粧バッチリの女性のポスターがたくさんあったりと、
当時としては最先端な場所だったのではないかと思わされる空間です。

 
こちらでも、作家の野田さんが丁寧にお掃除されています。
野田さんはお掃除をされつつ、展示の構想を練られていました。
普段は見ることのできない、作家さんの構想中のお姿を間近で見させていただくという
貴重な経験をさせていただいて、思わず大興奮!!
どのような展示になるのか、期待が高まりますね!

皆様も楽しみにされながら、大和郡山エリアへお越しくださいね!!!

※※3つの「こあ」エリア(奈良きたまち、生駒宝山寺参道、大和郡山)をつなぐ「周遊バスプラン」もあります!
効率よくまわられたい方は、こちらご利用ください!
詳細・お申し込みは公式HPへどうぞ→http://hanarart.jp/2014/bus.html


まだ余裕があるようですが、お申し込みはお早めに!
お待ちしてます!(S)
 

こんにちは!

 

現在はならぁとでは、開催期間中にお手伝いしてくださるボランティアの方を大募集中です!!!!!

その名も「はならぁとサポーター」!

 

 

会場に半日、もしくは1日常駐していただいて、ご来場者の方のご案内や、展示中の作品の見守りなどをしていだきます。

 

難しく考えないでくださいね。

とても楽しいボランティアです。

作家さんが会場に一緒にいてくださる場合もあります。

そんなときは、作家さんに作品制作エピソードを直接聞けることも!

 

そしてそして。

はならぁと開催地域は、普段から地域団体の方がまちづくり活動を行われている地域です。

地域のことを知りたいときは、どんどん地域団体の人に聞いてみてください。
地域の人ならではのエピソードを聞けること間違いなしです!


ではここで、はならぁとサポーター事前説明会開催のお知らせです!




第1回目は10/31(金)なので、ちょうど1週間後ですね!

平日は無理!という方は第2回目の11/1(土)にお越しください。


 

はならぁとサポーター&事前説明会の詳細・登録方法は公式HPに掲載中!
 
http://hanarart.jp/2014/supporter.html

 

はならぁとサポーターへのご登録、事前説明会へのご参加、どちらもお待ちしてます!!!!!(S)

先日、はならぁと生駒宝山寺参道エリア展示会場の
「旧たき万旅館」でも清掃作業が行われました。

今回からはならぁとのエリアに加わったという宝山寺エリア。
一体、どんな場所なんでしょう?

まずは、生駒駅からケーブルカーを使って
最寄りの宝山寺駅まで上ります、、この時点ですでに旅行気分!
生駒山ケーブルカー「ブル」
なかなかインパクトのある生駒山ケーブルカー「ブル」号。


宝山寺駅から歩いてすぐ、宝山寺(生駒聖天)の参道を中心に、
お店が集まるエリアが今回の
はならぁと会場です。

宝山寺参道1
この参道を歩いて宝山寺へ。

宝山寺参道2
振り返ると眼下に生駒の町並みが。


展示会場の「旧たき万旅館」は、名前の通り、
昔開業していた旅館の建物です。
前回の奈良きたまちエリアでも大活躍、
奈良県立大学そうじ部のみなさまも再結集!!
奈良大学のゼミ生の皆さんにも参加していただきました。
いつも、ありがとうございます!

清掃風景
清掃完了!
ピカピカキレイになりました!


生駒宝山寺参道エリア・担当キュレーターの村田典子さんにも、
お話しを伺うことができました。

「この場所を見たときに、当初考えていたプランは、
全部変えようと思いました!」と語る村田さん。
この旅館の空間を最大限に活かした展示プランを練っていらっしゃる
ということなので、ぜひお楽しみに!

宝山寺
宝山寺の風情も素晴らしい。


今回のはならぁとには、遠方から来られるお客様のために
宿泊のプランというものもご用意!!
そのお宿である「城山旅館」さんも、ここ宝山寺エリアにあります。

※「宿泊プラン」の詳細はこちら⇒
http://hanarart.jp/news/archives/282


実は、今回の清掃作業に参加したメンバーの中でも、
「(宝山寺エリアに)初めて来た!」「こんないいところだったんだ!」
という声がちらほら。

「はならぁと」と一緒に奈良の町めぐりを楽しんでもらうのも、
なかなか乙なものかもしれませんね!
では、また。
(M)
 


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  • [アートディレクター's コラム 12/2] はならぁと 2015 を終えて
    はならぁと事務局
  • [アートディレクター's コラム 12/2] はならぁと 2015 を終えて
    井浦 聖
  • 第一弾の告知チラシができました!!
    はならぁと事務局
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    林佐和子
  • キュレーター&展示作家さんにインタビュー! in 郡山城下町エリア(旧川本邸)
    宝本二三男

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